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About カヌー・スラロームセンターについて
カヌー・スラロームセンターは、都立葛西臨海公園の隣接地に2019年に整備された国内初の人工カヌースラロームコースです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ではカヌー(スラローム)競技の会場として使用されました。
東京2020大会終了後は、カヌーをはじめとした水上競技の国際・国内大会を開催し、アスリートを強化育成する拠点とするとともに、広く水上スポーツ体験やラフティングなどの水上レジャー参加への機会を創出します。
Athletic facilities 水上競技施設
競技コース
- 長さ
- 約200M
- 幅
- 約10M
- 平均勾配
- 約2%
- 平均水深
- 1.5M
- コース高低差
- 4.5M
全長48m、ベルト幅2mのボートコンベアも完備されており、艇に乗ったまま フィニッシュプールからスタートプールへ上がることが出来ます。
ウォーミングアップコース
- 長さ
- 約180M
- 幅
- 約8M
- 勾配
- 0%
- 水深
- 揚水ポンプ稼働時約1.2m、停止時約1.6m
小型の15基の起流ポンプをコース底面に設置して流れを作り出します。
フィニッシュプール
- 縦(南北方向)
- 約40M
- 横(東西方向)
- 約160M
- 勾配
- 0%
- 水深
- 揚水ポンプ稼働時約1.4m、停止時約1.9m
4区画に分かれていて、1区画ずつご使用頂く事ができます。
揚水ポンプ稼働時は緩やかな流れがあります。
STEP01
揚水ポンプでフィニッシュ
プールの水を汲み上げる。
1基あたり毎秒最大4㎥の水を汲み上げるポンプを4基設置し、競技時はそのうち3基を稼働させます。
フィニッシュプールの水は、このポンプ設備で競技コースのスタート地点まで汲み上げられます。
スタートプールから見た、
揚水ポンプの吐出口
揚水ポンプ停止時
揚水ポンプ稼働(3基運転)時
STEP02
オブスタクル(障害ブロック)で水の流れを調整する。
揚水ポンプで汲み上げられた水は、平均勾配2%の競技コースを重力に従って流れ、激流を作り出します。
競技コース内には、いたるところにオブスタクルが設置されています。
水の流れがオブスタクルに当たることで、複雑なうねりや渦、波が生み出されます。
競技コースの
オブスタクル設置状況
揚水ポンプ停止時
揚水ポンプ稼働時
FEATURES01
日本初の
人工カヌースラロームコース
カヌー・スラロームセンターは日本で初めて作られた人工カヌースラロームコースです。日本ではまだ馴染みがない施設ですが、
世界各国には沢山の人工カヌーコースがあり、カヌー競技だけでなくレジャーなどで日常的に活用され、市民の憩いの場となっています。
FEATURES02
スラローム競技の
強化・発展の拠点
日本にはこれまで人工カヌーコースが無かったため、トップ選手は海外の人工コースでトレーニングを積んできましたが、カヌー・スラロームセンターが整備されたことで日本国内でも日常的に人工コースでのトレーニングが出来るようになりました。
国内にこのような練習環境が出来たことは、トップ選手だけでなく次世代を担う若い選手の育成にも大きな意味を持ちます。
FEATURES03
レジャーや学校教育など
多様な活用
海外の人工カヌーコースは、カヌースラローム競技だけでなくレジャーや校外学習などの学校教育、消防の救助訓練など多岐に活用されています。
カヌー・スラロームセンターも多くの方に活用され、地域に根付いた施設となっていくことを目指しています。
Administration Office 管理棟
貸出利用できる施設
トレーニングルーム
日常の体力維持や競技をされる方の筋力アップなど、様々な目的でご使用いただけます。
艇庫
カヌーやラフティングボートなどを保管する艇庫です。施設の備品艇を保管するほか、1か月6,000円で利用いただける貸し艇庫もございます。
会議室
約121㎡(約12.8m×約9.5m)1室。会議や研修会などでご利用いただけます。
その他設備
更衣室
トレーニング後などに利用できる温水シャワーも完備しています(男女各4台)
休憩スペース
管理棟2階にあるラウンジやコースを一望できる広いテラスは練習後の憩いの場としてご利用頂けます。
救護室
怪我をされた方、具合が悪くなられた方に一時的にご利用いただけるよう、管理棟1階に設けております。
Multi-purpose building 多目的棟
ご利用可能な施設
共有スペース
約64㎡(約8m×約8m)。貸切利用が無い時に、どなたでも自由にご利用頂けるスペースです。休憩場所などとしてご利用ください。
第一多目的室
約32㎡(約8m×約4m)。貸切利用が可能です。
共有スペースとは可動壁で仕切られており、2室同時にお借り頂いた場合は可動壁を開けると繋げてご利用頂けます。
第二多目的室
約32㎡(約8m×約4m)。貸切利用が可能です。
第一多目的室とは可動壁で仕切られております。